Article: KOKON BONSAIがちょっと特別な理由

KOKON BONSAIがちょっと特別な理由
KOKON BONSAIがちょっと特別な理由
最近、「KOKON BONSAIってちょっと高くない?」
という声をいただくことがあります。
はい、たしかに、私たちの盆栽は一般的なものより少しだけお値段が高めかもしれません。
でも、それにはちゃんと理由があります。

器は、ただの“鉢”じゃないんです。
KOKON BONSAIの「鉢」は、単なる植物の入れ物ではありません。
それぞれの器は、陶芸作家さんと何度もデザインを重ねてできたもの。
土の表情や釉薬のにじみ方、フォルムの美しさ 等々..
それはまるで小さなアートピース。
器の中に“日本の風景”を映す、そんな想いでつくられています。
実は、アートディレクターが関わっています。
KOKON BONSAIは、ただの園芸ブランドではありません。
アートディレクターが世界観づくりから運営まで関わっており、
“暮らしの中にアートとしての盆栽を届けたい”という思いでプロダクトを構成しています。
鉢も台座も、すべてコンセプトに沿って、0から作られているんです。

盆栽は、「鉢+卓」で完成する。
盆栽は、「木」だけでは語れない世界。
「盆」は『鉢』、入れ物であり、「裁」は『植物』のことです。
盆栽を置く台は、卓(しょく)または、地板(じいた)と言い、
卓は、一般的には木製のものが多く、盆栽に合わせて選ばれます。
実は、盆栽コンテストは 【樹格・鉢合わせ・飾り】のトータルで評価されます。
KOKON BONSAIはその視点を日常の暮らしに落とし込み、
「家に飾る一つの風景」としての盆栽を提案しています。
「ちょっと高い」けど、「ずっと見ていたくなる」
もちろん、手軽に買える観葉植物も素敵です。
でも、KOKON BONSAIはそれとは少しちがう。
“ただ育てる”じゃなく、“飾る・眺める・感じる”ための盆栽です。
小さな空間に宿る静かな世界。
そのために、手間と時間と、想いをかけて作っています。